私たちが使うプログラムはMID ConverterとKarmakerの二つです。
MIDIファイルをKARファイル(歌詞付きのMIDIファイル)に変換するKarmakerはmidi1というフォーマットのMIDIファイルしか認識しません。しかし、実際のところMIDIファイルにはmidi0というフォーマットも存在します。Midi0フォーマットのMIDIファイルを持っている場合、まずはMID converterでmidi0フォーマットからmidi1フォーマットのMIDIへ変換します。MID Converterの操作はとてもシンプルです。プログラムを開く→変換したいmidi0フォーマットのMIDIファイルをインターネット等から探す→プログラムの画面上のmidi1アイコンの上に見つけたmidi0フォーマットのファイルをドロップする→フォーマットの変換終了。このプログラムを使えば、 GuitarProのアーカイブもmidi1フォーマットのファイルに変換することができます。このプログラムを使って作成されたMIDIファイルにはとても良質なデータがあります。このプログラムも例えば「tabs」 「guitarpro」というキーワードをGoogleに入力して探してみてください。さて、少し説明が脱線しましたが先ほどの続きに戻ります。
Karmakerを開くと真っ白な画面が出てきます。ここでは「File\Karaoke Wizard」をクリックしてカラオケウィザードを開きます:
歌詞を入れたいMIDIファイルを選ぶと、トラックのリストとそれぞれのトラック名が書かれた新しいウインドウが現れます。そのウインドウ内には「Vocals」という名前のトラックがあります。もしもこのような名前のトラックが存在しないという場合はボイスガイドが見つかるまで1つ1つトラック名クリックして探さなければなりません。トラックをクリックするごとにウインドウの下半分にそのトラックの音が表示されます。再生ボタンを押すと、ウインドウ内を赤いラインが動いて現在流れている音を示します。
赤→「.kar」ファイル編集用のウインドウ
緑→ボイスガイドのトラック
黄→トラック内の音列が現れるフレーム
ボーカル・トラックが見つかったら「Next」をクリックします。
先程と同じウインドウ内に、何も入力されていないフレームが表示されます。ここには曲の歌詞を入れます。ここでは例として Iron Maidenの「 Can i Play with Madness」が表示されています。歌詞を検索して見つけたらコピーしてこのウインドウ内に貼付けます。
あとは歌詞と音楽を同期するだけです。
ご覧の通りこのウインドウには沢山のボタンがあります。画面の左から順番に再生、一時停止、停止、一時停止解除ボタンの順番です。下のボタンはプレビュー、次、OK、キャンセルです。
「次」を押すと、音楽が始まり、歌詞が音楽が流れるにつれて、それぞれの1音が1音節または1単語として途切れることなく黄色に変化していきます。
「=」という記号は単語を音節に分けたり、スペースを追加する際に使います。それぞれの「=」はボイストラックでは1音に相当します。
例) Ma=ri=aはボイストラックでは3音に相当します。
例) Mariaはボイストラックでは1音に相当します。
例) Ma=riaはボイストラックでは2音に相当します。
「_」という記号(アンダーバー)は音節や単語をつなげる際に使います。曲中で歌詞の2音節が1音に相当する場合に使います。
例) Ma=ri=a be=beはボイストラックでは5音に相当します。単語間のスペースはその前後の音節(または単語)を分けています。
例) Ma=ri=a_be=beはボイストラックでは4音に相当します。
これらの記号を必要に応じて使うことでそれぞれの音節を置きたい場所に置くことができます。
例) Ma=ri=a=== be=be_mu=choの場合、「===」の部分はMariaという単語の最後の音節「a」を3拍のばすことを意味します。また、例えばMIDIファイルの作成者が「bebe」と「mucho」の間に本来存在するはずの1音をうっかり入れ忘れたとします。その場合、 「be=be_mu=cho」と二単語間をつなぐことによって音源のミスをカバーすることができます。カラオケではこのようなちょっとしたミスは目立つ事はありません。
さて、それでは「=」と「_」の記号を必要に応じて挿入しながら曲を準備しましょう。この曲はだいだいこのようになります:
歌詞の作成が終わったら、「次」ボタンをクリックします。すると曲が流れ始め、歌詞の文字が曲に合わせて黄色に変化していきます。修正を加えたいと思ったら「一時停止」を押し、その後「プレビュー」をクリックします(1回でメロディーと歌詞が全てがピタリと合うことはかなり難しいものです)。修正したい箇所を直したら、もう一度「次」を押します。すると曲が先ほど一時停止したところから再生されます。ただし、一時停止ではなく停止ボタンと押した場合は曲の始めから再生されてしまうので気をつけてください。
最後に作成した歌詞を保存します。曲を最後まで聞いて、歌詞が曲のスピードに合っていることを確認したら「OK」ボタンをクリックします。するとウインドウが消えます。「ファイル\名前を付けて保存」を押し、MIDIファイルに名前をつけ、拡張子を「.kar」に変更してから保存します。これでカラオケファイルの完成です。